健康文化交流館「来・て・こ」で原爆写真展を開催しました。

 

 静岡市平和委員会は、8月9日(木)から15日(水)まで、静岡市駿河区小鹿2丁目の健康文化交流館「来・て・こ」で、原爆写真展を開催しました。

 「来・て・こ」は、駿河生涯学習センター、南部勤労者福祉センター、小鹿老人福祉センターの複合施設です。その1階ラウンジに写真パネル40枚を展示しました。

 それぞれの施設に用事で訪れた人たちの目にとまり、見ていってくれました。時間をかけてじっくり見ていってくれた人、見た後、私たちとの会話が弾んだ人には「ヒバクシャ署名」をお願いしました。70筆の署名が集まりました。

 以下、参観者の感想です。

☆「アメリカが核兵器を使ったことは反省してもらいたい。福島といい、チェルノブイリといい、いまだに立ち直れていない」(70代男性)

☆「損得ばかり考えて大切なことを見失っている。今の風潮か?若い人にこういうことを伝えていかなくては。政府はなぜ核兵器禁止条約に取り組まないのか?」(60代女性)

☆「静岡の人はいろいろ恵まれすぎていて、たいへんな人たちのことがわからないのじゃないかね。安倍さんはアメリカ言いなりで、上が代わらないとだめだね」

☆「原爆で苦しんでいる人は本当にかわいそうだ。自分の父も戦争にとられたからわかる。焼津のこともたいへんなことだ。安倍さんは困るよね~」

 ヒバクシャの声に耳を傾けない安倍首相に対する批判が多いのが目立ちました。

 なお同じ日程で、創価学会が「核兵器無き世界への連帯」静岡展をツインメッセで開催し、これまた全く同じの「ヒバクシャ署名」に取り組んでいました。

 

※「来・て・こ(きてこ)」とは、「来てごらん」という意味の静岡弁です。